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海外旅行トラブル!市場でバッグ丸ごとすられて一文無しになった話を徹底解説

この記事は元動画「海外旅行トラブル!市場でバッグ丸ごとすられて一文無しになった話【反省点&改善点】」を基にまとめています。

旅行初心者にもわかりやすいように、まず結論から整理し、その後に具体的な体験談や改善策を詳しく解説します。


目次

結論

海外旅行では「貴重品の分割管理」と「使い慣れた装備」が最大の防御策です。

さらに、現地で現金がなくなっても動けるように、配車アプリや交通系電子マネーに別カードを登録しておくことが重要です。

慣れによる油断が最大の敵であり、日常の延長で安易に行動すると命に関わるリスクに直結します。


被害が起きた状況

舞台はフィリピンのセブ島にある人気ナイトマーケット「スボメルカド」。

友人4人でテーブルに座り、マンゴーシェイクを楽しんでいた時、通路側の席にいた筆者のバッグが忽然と消えました。

置き場所は自分の横、しかも通路側。
気づいたときにはバッグごとなく、誰が持って行ったのかも分からないという典型的なスリ被害でした。

バッグには現金、日本円とペソ、さらにクレジットカードとホテルのルームキーまですべて入っており、一瞬で「一文無し」の状態に。

幸いスマホとアクションカメラはテーブルに出していたため無事で、これが後の行動を支える唯一のライフラインとなりました。


直後の対応

最初に行ったのは全クレジットカードの停止。

次に問題となったのがホテルへ帰る手段でした。

夜8時過ぎ、ホテルまで歩けば3時間以上かかり、女性一人では到底危険すぎる距離。
電子マネーの普及が乏しいフィリピンでは即時の代替手段もなく、幸運にも一緒にいた友人から現金を借り、なんとかタクシーで帰ることができました。

ホテル到着後もルームキーを失っており、フロントで事情を説明し再発行費用を支払う必要がありました。ここでも現金がなければ完全に詰んでいたことが分かります。


その後の生活とリカバリー

問題は翌日以降の旅。財布をまとめていたため現金もカードもゼロ。

通常ならここで旅が終了してしまうところですが、幸運が重なりました。宿泊先の朝食付きプラン、既に支払い済みのツアー、そして再び友人の助け。

さらにスマホがあったため日本の家族や友人に送金依頼も可能でした。

しかしスマホやパスポートまで同時に失っていれば、領事館に行く交通費さえなく完全に動けなくなるリスクがあったと痛感しています。


反省点

最大の反省は、全てを一つの財布にまとめていたことです。

普段は二つ三つに分けていたのに、その日に限って一括してしまい、結果的に「全財産を一瞬で失う」という事態になりました。

さらに、新しく買ったユニクロのバッグを慣れないまま使ったことも判断ミス。体に馴染んでいないため定位置がなく、通路側に無意識に置いてしまったのです。

また、配車アプリや交通系アプリに登録していたカードもすべて同じ財布の中。カード停止と同時にアプリが無効化され、ホテルに帰る移動手段すら絶たれる状況になりました。


改善策

今後は財布やカードを必ず複数に分け、最低限の交通費は別に保管しておくこと。

さらに、普段から使い慣れたバッグを旅にも利用し、どこに何を入れるか体に染みついたルールを維持することが大切だと学びました。

また、配車アプリには日本に置いたままのクレジットカード番号を登録しておけば、盗難時にも機能を維持できます。

寄り道先の韓国では、電子マネー「ワオパス」やホテル予約アプリの会員特典で提供されたeSIMに助けられ、友人の送金で何とか乗り切れました。

国ごとの電子マネー事情を事前に調べておくことも、今後の大切な準備事項です。


まとめ

旅先でのスリは一瞬の出来事で、特に市場やナイトマーケットでは日常的に起こり得ます。全財産を一度に失うと、ホテルに戻ることすら困難になるという現実を体験したことで、パッキングの重要性、分割管理の必要性、事前準備の甘さを痛感しました。

「旅に慣れた」と思った瞬間に油断が生まれます。だからこそ、初心に戻って慎重に準備することが、旅を最後まで楽しむ最大の秘訣だといえるでしょう。

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