MENU

海外旅行のスリ・防犯対策 おすすめグッズ・カバン選び

この記事は「【海外旅行】63ヶ国旅した私がやっているスリ・防犯対策|おすすめグッツ&カバン」の元動画タイトルを基に記事化しています。動画内容をできるだけ削らず、初心者にもわかりやすいように整理・補足しました。

目次

結論(最初に要点だけ)

  1. 狙われやすいものはスマホ・現金・パスポート。これをどう守るかに全力を注ぐ。
  2. 対策の原則は二つだけ。紐でつなぐこと、外から触れない隠しポケットで持つこと。
  3. カバンは用途別に三種持ち。前抱えできる防犯リュック、洋服の下のセキュリティポーチ、最終予備のウエストポーチ。
  4. 現金は最低三分割。財布、隠しポケットのジップロック、体につけるポーチ。目安はUSD200+日本円1万円をそれぞれに。予備のクレカも別所に。
  5. スマホは首から下げっぱなし。机やポケットに置かない。
  6. スーツケースは暗証番号ロック+AirTag。リュックにもAirTagで場所を可視化。
  7. 行動は常に監視されている前提で。日本人バレを減らし、荷物は目の届く範囲から出さない。

スリに狙われやすいアイテムと理由

狙いは換金が容易で価値があるもの。


スマホ(10万円超が普通)、現金、パスポートに加え、ワイヤレスイヤホン、一眼カメラ、腕時計も対象。見た目の高価さは格好のサインになる。

ポイント

  • 高そうな財布=現金保有のサイン
  • ポケットの膨らみ=位置がバレる
  • テーブルや椅子に置く=一瞬で消える

対策の原則は二つだけ

  1. 紐でつなぐ
     ウォレットチェーンやスマホストラップで、瞬間的な引き抜きに物理対抗。
  2. 外から触れない隠しポケット
     リュックの背面ポケットや内部の隠しポケットを活用。前抱えでさらに難易度を上げる。

この二つを徹底すれば、体感的にリスクは段違いに下がります。


カバンは三種類を使い分ける

  1. 防犯リュック(メイン)
     14ポケット以上、隠しポケット複数、ファスナーを南京錠でロック可能。混雑時や公共交通機関では前抱えが基本。
  2. セキュリティポーチ(洋服の下)
     南米など治安注意エリアでは必須級。薄型・軽量で段差が出にくいものを。
  3. ウエストポーチ(最終予備)
     リュック強奪時のサブ。現金とパスポートを短時間だけ移す場面にも。

リュックについては観光地では特に前にかけて使用することを


現金と財布の持ち方:三分割で損害を最小化

① 普段使い財布(トラベルウォレット)
・背面の体側ポケットへ収納。財布とリュックのファスナーをウォレットチェーンで連結。
・海外用はあえて安価で貧相に見えるものを。見た目は防犯性能。
・実体験:ローマのコロッセオ前でチェーンが伸び切り犯行を断念させたケースあり。

② 予備現金(ジップロック)
・リュック内部のもっとも深い隠しポケットへ。基本的に使わない想定。
・目安:USD200+日本円1万円+予備クレカ1枚。

③ 体に密着するポーチ
・ウエストポーチ内にもUSD200+日本円1万円。どちらもジップロックに入れて薄く。
・男女問わず、トップスとボトムスが分かれる服なら常用財布にしてもよい。

金額の目安
・USD200あれば、タクシーで警察やホテルへ直行できる最低ライン。
・日本円1万円は帰国や国内移動の保険。


パスポートの最適収納

通常時はリュックの隠しポケットへ入れます。
場所としては上下仕切りの床面など、存在が読みづらい場所が理想です。
パスポートケースは不要です。
厚みが増え、隠し場所の自由度を下げてしまうことになります。

ただし空港の保安検査後など治安が比較的良いエリアでは、取り出しやすい背面ハンドル収納スペースに一時移動するのもアリです。


スマホを守るベストプラクティス

スマホは基本的に首からぶら下げます。

特にiPhoneは盗まれる可能性が高いですので、必ずネックストラップを付けましょう。また、ポケットやテーブル置きは厳禁です。

そしてスキが出来るのが写真撮影後。
ポケットへ戻す時を狙ってスリが近づいてくるので注意してください。


スーツケースの防犯とロストバゲージ対策

ロックは暗証番号式推奨。鍵を紛失すると積みます。

荷物のロストを防ぐためにAirTagを最低2個用意します。


1つは預け入れの大型キャリー、もう1つは手持ちリュックへ。電池は1年以上持続しますので大丈夫です。
高価品は基本的に機内持ち込みです。


行動面の心構えと具体例

  • 常に狙われている前提で動く。
  • 日本人アピールを減らす。紙のガイドブックは開かず、必要ページをスマホ撮影で見る。
  • 荷物を減らす=狙われる対象も減る。大きいボストンを背後に置くのは論外。
  • ブランド品のひけらかしやポケットの膨らみは避ける。
  • 混雑、会計、乗降の瞬間は特に危険。チャックは閉じて前抱え、手を添える。

収納マップ(何をどこに入れるか)

アイテム第一候補の収納場所代替・サブ補足
パスポートリュック内の深い隠しポケット保安検査後のみ背面ハンドル収納ケースなしで薄く運用
スマホ首からのストラップジャケット内ポケット(ストラップ付き)テーブル置き、ズボン前ポケットはNG
財布(海外用)背面体側ポケット+チェーン連結セキュリティポーチ見た目は安価が正解
現金(予備)ジップロックで深部の隠しポケットウエストポーチ内にも分割目安はUSD200+1万円
予備クレカ予備現金と別の隠し場所ウエストポーチメインと別ブランドにして冗長化
一眼・イヤホンリュック中層のファスナー区画ネックストラップ・カラビナ連結使用後は即収納

旅程別チェックリスト

観光地に入る前
・スマホは首から下げているか
・リュックは南京錠ロックし、前抱えできる状態か
・財布とリュックはチェーンで連結済みか
・現金は三分割されているか(財布/隠し/体)

移動中(電車・バス・ライドシェア)
・乗り降り時はファスナーに手
・背面ポケットの使用は避ける
・混雑時は必ず前抱え

飲食店・カフェ
・テーブルにスマホ・財布を置かない
・バッグは常に身体接触がある位置へ(膝上、ストラップ短縮で体に密着)

空港・ホテル
・預け荷物に高価品を入れない
・AirTagの位置を到着後に確認
・チェックイン時のパスポート取り出しは安全な導線で


おすすめグッズと選び方の目安

グッズ目的選び方のポイント目安価格帯
防犯リュック隠し収納とロック背面体側ポケット、南京錠対応、14ポケット前後1.5万〜3万円
南京錠ファスナー固定TSA対応、軽量1,000〜3,000円
セキュリティポーチ体内側での保管薄型・軽量・汗ムレ少なめ2,000〜5,000円
ウォレットチェーン財布の引き抜き防止目立ちにくい細め、強度重視1,000〜3,000円
ジップロック予備現金の薄型保管薄さ・防水・見えにくさ数百円
ネックストラップスマホ落下・置忘れ防止着脱容易、強度、首当たり1,000〜3,000円
ライトニング直結ストラップケース不要派差し込みの保持力、着脱回数1,000〜2,000円
AirTag等位置トラッキング最低2個、替え電池同梱4,000〜5,000円/個

代替案
・高級見え財布の外側を安価なケースで覆う
・カメラはストラップを短くして身体密着、カラビナでリング連結


よくある失敗と回避策

・写真後にズボンの前ポケットへ戻す
 回避:撮影はストラップ装着を前提に。手を離さない。


・会計時に財布をテーブルへ
 回避:手に持ったまま、支払い後は即体側ポケットへ。


・背中に大きなトートを置く
 回避:常に体へ接触。椅子の背にかけず、脚とストラップで固定。


・預け荷物に高価品
 回避:機内手荷物へ。万一に備えてAirTagで追跡。


最後に:防犯対策はやりすぎでちょうどいい

対策を重ねた結果、何も起きなかった。それがベスト。


紐でつなぐ、外から触れない。現金は三分割。スマホは首から。スーツケースは暗証番号+AirTag。
この基本を旅のルーティンにすれば、南米や欧州の大都市でも安心感は大きく変わります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次