ドバイ観光の注意点14選🇦🇪」の内容を分かりやすくまとめた記事です。
① 季節と気温:夏と冬でまるで別の国
ドバイは砂漠の中の都市ですが、実は「夏」と「冬」の2つの季節があります。
- 冬(10月〜4月):平均30℃前後で観光しやすい。朝晩は冷え込むこともあるので、カーディガンや薄手の上着を持って行くと安心。
- 夏(5月〜9月):平均40℃超、最高50℃に達することも。日差しが非常に強く、白い砂のビーチでは反射で目が痛くなるほど。サングラス・帽子・日傘は必須です。
冬は快適ですが混雑と料金高騰がデメリット。
一方、夏はホテルが半額以下になることもあり、屋内観光中心なら快適に過ごせます。
実際、動画の投稿者は夏に「4つ星ホテル1泊6,900円」で宿泊できたそうです。
② お金:現金はほぼ不要、でも少額は持っておこう
通貨は「ディルハム(AED)」。
空港や街中のATMで国際キャッシングが可能です。
クレジットカードがどこでも使えるので、現金はほとんど不要。
ただし、次の場面では現金が役立ちます。
- スーク(市場)や小さな個人商店
- 船「アブラ」に乗るとき(1回1ディルハム=約40円)
- チップを渡すとき(※義務ではない)
③ 言語:英語が通じないこともある
公用語はアラビア語ですが、観光エリアでは英語も広く使われます。
ただし、中心部を離れると英語が通じないことも。
実際、レストランで注文と違うものが出てきた経験も。
ドバイの人口の約9割が外国人労働者で、出身国も多様。
そのため、翻訳アプリを入れておくと安心です。
④ 治安:世界トップクラスの安全性
監視カメラの多さと厳しい法律のおかげで、治安は非常に良好。
夜に女性が一人で歩いても安全と感じるレベル。
ただし、スリや置き引きはゼロではないため、
バッグから目を離さないなどの基本的な対策は必要です。
⑤ タクシー:Uberより「Careem(カリーム)」が安い
ドバイでは「Uber」も使えますが、地元アプリ「Careem(カリーム)」の方が断然安いです。
- カリームは東南アジアの「Grab」のようなアプリで、配車・デリバリーなど多機能。
- 登録には電話番号が必要なので、日本で設定しておくのがおすすめ。
- 一番安いのは「ハタクシー(Hala Taxi)」を選ぶこと。全車メーター制で安心。
⑥ 公共交通機関:ノルカードが必須
地下鉄・バス・トラムを使うなら「NOL(ノル)カード」が必要です。
種類は3つ:
- レッドチケット:回数券タイプ
- シルバーカード:一般席(安い)
- ゴールドカード:上級席(高級車両、運賃は2倍)
日本のSuicaのようにチャージ式で、残高不足だとバスには乗れません。
特にバスは現金不可なので、常に残高に余裕を。
⑦ メトロ利用の注意点(特に重要)
ドバイメトロには独特のルールがあります。
- 荷物はスーツケース1つ+手荷物1つまで
- 日曜の始発は朝8時〜(それ以外は5時〜)
- 女性・子供専用車両あり(男性が乗ると罰金)
- 飲食・ガム禁止(罰金対象)
- バスでも同様に女性専用席が前方にあり、注意
⑧ 渋滞:夕方〜夜は特に注意
朝7〜10時、夕方3〜8時は大渋滞。
特に「旧市街(オールドドバイ)」方面は混みやすい。
バスだと座れないことも多く、夕方の移動はメトロ推奨。
例:オールドドバイ→パームジュメイラ間は、
公共交通で約1時間半、タクシーなら25分(渋滞なしの場合)。
⑨ ホテル選びのコツ
観光スポットが点在しているため、
行きたい場所をリスト化してから近くのエリアを選ぶのが効率的。
- オールドドバイ:物価が安く、庶民的な宿や飲食店が多い。
- ブルジュハリファ周辺:高級ホテル・高級レストランが集まり、物価も高め。
⑩ 宗教・文化面の注意(服装・ラマダン・飲酒)
ドバイはイスラム教国ですが、比較的ゆるやかです。
ただし、宗教施設や公共の場では節度が大切。
- 服装:露出の多い服は避け、モスクでは女性はスカーフで髪を隠す。
- ラマダン期間中:日中の飲食や喫煙を人前で行わない。
- 飲酒:一般のレストランやスーパーでは禁止。
ただし、4つ星以上のホテルやライセンス店では提供あり。
空港の免税店で買っておくと割安です。
⑪ Wi-Fiと通信
モールやカフェには無料Wi-Fiが多く、短期旅行なら通信なしでも問題ない場合も。
ただし、タクシー呼び出しや屋外移動を考えると通信環境はあった方が安心。
- 楽天モバイル:2GBまで海外通信無料(投稿者も使用)
- 空港でもらえる無料SIM:10GB、1日限定だが非常に便利。
必要ならESIMを追加購入すれば十分です。
⑫ 人気観光地の料金:ブルジュ・ハリファは高額
世界一高い建物「ブルジュ・ハリファ」の入場料は約50ドル(7,500円)。
代わりに「ドバイ・フレーム」(約1,900円)もおすすめ。
⑬ 現地交通時間の感覚に注意
地図上では近く見えても実際の移動は長い。
観光計画は「1日3スポット程度」が現実的です。
例:モール・ブルジュハリファ・スーク、などテーマを絞ると快適。
⑭ まとめ:目的別おすすめシーズン
- 屋外アクティビティ中心なら冬(10月〜4月)
→気候が快適で観光しやすい。 - 屋内観光・節約重視なら夏(5月〜9月)
→ホテル半額・混雑少なめ。
どちらにしても、交通・文化・通信などのルールを事前に理解しておくことで、
初めてのドバイでも快適に旅を楽しめます。
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