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ローマ観光を1日で満喫するモデルコース|おすすめスポット10カ所を巡る順番と注意点

本記事は【保存版】イタリアローマ1日観光で行くべきオススメモデルコースを紹介!【イタリア旅行】を参考に記事を書いています。

イタリアの首都ローマには、古代ローマ帝国の遺跡からカトリックの総本山、映画の舞台として知られる広場や噴水まで、数多くの観光スポットがあります。

本来であれば数日かけて巡りたい街ですが、旅行日程によっては「ローマ観光に使える時間が1日しかない」という人もいるでしょう。

そこで今回は、ローマの代表的な観光スポット10カ所を、動画で紹介された順番に沿ってまとめます。

朝8時にバチカン美術館からスタートし、最後は映画『ローマの休日』でも有名な真実の口を目指すコースです。長距離を歩くため、履き慣れたスニーカーを用意し、できるだけ早い時間から行動を開始しましょう。

目次

ローマ1日観光モデルコースの順番

今回紹介する観光スポットは、次の10カ所です。

  • バチカン美術館
  • サン・ピエトロ大聖堂
  • サンタンジェロ城
  • ナヴォーナ広場
  • パンテオン
  • トレビの泉
  • スペイン広場・スペイン階段
  • フォロ・ロマーノ
  • コロッセオ
  • 真実の口

バチカン市国からローマ中心部へ向かい、その後地下鉄を利用してコロッセオ方面へ移動する流れです。

移動時間と入場待ちを考えると、すべての施設をじっくり見学するのは難しいため、入場する場所と外観だけを見る場所を事前に決めておくことが重要です。

1.バチカン美術館

ローマ1日観光の最初の目的地は、世界最大級の規模を誇るバチカン美術館です。

バチカン美術館は、単独の美術館ではありません。複数の博物館や美術館、礼拝堂などが集まった巨大な施設で、内部には膨大な数の美術品が収蔵されています。

代表的な見どころとしては、ラファエロの間や、ミケランジェロの最高傑作が残されているシスティーナ礼拝堂があります。

システィーナ礼拝堂では、天井に描かれた『天地創造』や、祭壇側の壁に描かれた『最後の審判』を鑑賞できます。

館内は非常に広く、早足で回ったとしても出口に到着するまでに約2時間は必要です。

朝一番の時間帯を予約する

バチカン美術館は、ローマでも特に人気の高い観光スポットです。予約をしていても、入場前のセキュリティーチェックで並ぶことがあります。

1日でローマを観光する場合は、できるだけ朝早い時間帯を予約しましょう。早朝であれば、日中に比べて館内が比較的空いており、落ち着いて鑑賞しやすくなります。

基本的に日曜日は休館ですが、月の最終日曜日には無料開放されることがあります。ただし、無料開放日は非常に混雑するため、短時間で効率良く回りたい人には向いていません。

可能であれば、月曜日から金曜日の平日に訪れるのがおすすめです。

2.サン・ピエトロ大聖堂

バチカン美術館を見学した後は、サン・ピエトロ大聖堂へ向かいます。

サン・ピエトロ大聖堂は、世界最大級のカトリック教会であり、カトリックの総本山として知られています。

大聖堂の前には、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが設計した壮大なサン・ピエトロ広場が広がっています。時間がない場合は、広場から大聖堂の外観を眺めて写真を撮るだけでも、その大きさと美しさを感じられるでしょう。

ただし、せっかくバチカン市国まで来たのであれば、できるだけ大聖堂の内部も見学したいところです。

大聖堂内では、ベルニーニが制作した巨大な天蓋「バルダッキーノ」などを見ることができます。

クーポラからローマを一望できる

別料金を支払えば、ミケランジェロが設計に関わった大聖堂のクーポラに上ることもできます。

クーポラからは、サン・ピエトロ広場やローマの街並みを一望できます。ただし、クーポラ見学には時間と体力が必要です。

1日で10カ所を回る場合は、クーポラに上るかどうかを事前に決めておきましょう。

無料入場でも長い列に注意

サン・ピエトロ大聖堂の入場自体は基本的に無料ですが、セキュリティーチェックの列が非常に長くなることがあります。

動画では、優先入場用の予約を利用する方法も紹介されていました。制度や料金は変更される可能性があるため、旅行前に公式情報を確認しておきましょう。

また、バチカン美術館のシスティーナ礼拝堂付近からサン・ピエトロ大聖堂へ直接移動できる通路については、利用条件が変更されることがあります。個人旅行者が自由に通れるとは限らないため、注意が必要です。

3.サンタンジェロ城

サン・ピエトロ広場から徒歩約12分で、サンタンジェロ城に到着します。

サンタンジェロ城という名前には、「聖天使の城」という意味があります。

この建物は、もともと約2000年前にローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟として建設されました。つまり、最初から城として造られたのではなく、皇帝の墓だったのです。

その後は要塞や牢獄、ローマ教皇の避難場所や居住施設としても使われました。

建物の頂上には、剣を持った大天使ミカエルの像があります。

伝説によると、ローマで疫病が流行した際、教皇グレゴリウス1世がこの建物の上に大天使ミカエルの姿を見たとされています。ミカエルが剣を収めた後、疫病が収束したことから、サンタンジェロ城と呼ばれるようになったと伝えられています。

サンタンジェロ橋も見逃せない

城の前に架かるサンタンジェロ橋も、ローマを代表する美しい景観の1つです。

橋の上には天使像が並び、橋からはサンタンジェロ城だけでなく、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラも眺められます。

時間に余裕がない場合は、城内に入らず、橋と外観を中心に見学してもよいでしょう。

4.ナヴォーナ広場

サンタンジェロ城から徒歩約9分で、ナヴォーナ広場に到着します。

ナヴォーナ広場は、細長い楕円形をした特徴的な広場です。

この形には理由があります。広場がある場所には、古代ローマ時代、皇帝ドミティアヌスによって競技場が建設されていました。

現在のナヴォーナ広場は、その競技場の形を引き継いでいるため、一般的な四角形の広場とは異なる細長い形になっています。

広場の周囲にはレストランやバールが並び、昼間だけでなくライトアップされる夜も美しい場所です。

ベルニーニの四大河の噴水

ナヴォーナ広場で特に見逃せないのが、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが制作した「四大河の噴水」です。

噴水には4人の男性像が配置され、それぞれが世界の大河を擬人化しています。

  • ナイル川:アフリカ
  • ガンジス川:アジア
  • ドナウ川:ヨーロッパ
  • ラプラタ川:南アメリカ

中央にはオベリスクがそびえています。

ラプラタ川を表す像が手を上げている姿については、正面に建つサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会を見たくないというベルニーニの皮肉だという逸話があります。

教会の設計に関わったフランチェスコ・ボッロミーニは、ベルニーニのライバルだったためです。

ただし、この逸話は時系列上の矛盾があるともいわれており、事実というよりも有名な伝説として楽しむのがよいでしょう。

5.パンテオン

ナヴォーナ広場から徒歩約5分で、パンテオンに到着します。

パンテオンは、古代ローマの建築技術を現在に伝える代表的な建造物です。

最初のパンテオンは、紀元前27年ごろに初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近だったマルクス・アグリッパによって建てられました。

現在見られる建物は、その後の火災などを経て、2世紀前半にハドリアヌス帝の時代に再建されたものです。

パンテオンという名称には、「すべての神々の神殿」という意味があります。古代ローマ時代には、さまざまな神を祭る神殿として使われていました。

現在はカトリック教会として利用されています。

ラファエロの墓がある

パンテオン内部には、ルネサンスを代表する画家ラファエロの墓があります。

さらに、統一イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世など、イタリア王家に関係する人物の墓も置かれています。

以前は無料で入場できましたが、現在は原則として入場券が必要です。

パンテオン前には長い列ができることもあります。1日観光で時間に余裕がない場合は、外観を見学して次のスポットへ向かう方法もあります。

6.トレビの泉

パンテオンから徒歩約8分で、トレビの泉に到着します。

トレビの泉は、ローマに現存するバロック様式の噴水の中でも最大級の規模を誇ります。

現在の噴水は、18世紀に建築家ニコラ・サルヴィの設計によって造られました。中央には海神オケアノスが立ち、その周囲を神話上の人物や馬などの彫刻が取り囲んでいます。

ローマ観光の中でも特に人気が高く、時間帯によっては非常に混雑します。

コインを投げる枚数にまつわる伝説

トレビの泉では、噴水に背を向けてコインを投げる習慣があります。

一般的には、次のような言い伝えがあります。

  • 1枚:再びローマを訪れることができる
  • 2枚:愛する人と結ばれる
  • 3枚:現在の恋人や配偶者と別れることができる

観光客が投げ入れたコインは定期的に回収され、慈善活動などに使われています。

清掃や撮影で近づけない場合もある

トレビの泉では、清掃やコイン回収、撮影などの事情によって、泉の近くまで入れないことがあります。

動画の撮影時には、月曜日と金曜日の午前中にコインの回収や清掃が行われており、正午まで近づけないケースが紹介されていました。

運用時間は変更される可能性があるため、旅行前に最新情報を確認しておきましょう。

また、トレビの泉周辺は非常に混雑するため、スリにも注意が必要です。

7.スペイン広場・スペイン階段

トレビの泉から徒歩約9分で、スペイン広場に到着します。

広場の正面にあるのが、135段のスペイン階段です。

正式には「スカリナータ・ディ・トリニタ・デイ・モンティ」と呼ばれ、階段の上にはトリニタ・デイ・モンティ教会が建っています。

スペイン階段は、教会と広場を結ぶために18世紀に造られました。

広場の近くにスペイン大使館があったことから、スペイン広場やスペイン階段と呼ばれるようになったとされています。

バルカッチャの噴水

階段の下には、「バルカッチャの噴水」があります。

バルカッチャには「古びた小舟」という意味があり、半分沈んだ舟のような形をしています。

この噴水は、ベルニーニの父親であるピエトロ・ベルニーニが制作しました。

ローマで起きた洪水の際、小舟がこの付近まで流れ着いたという話から着想を得たとされています。

ローマ市内には飲用できる公共の噴水がありますが、すべての噴水の水を飲めるわけではありません。飲用水であることを確認してから利用しましょう。

階段での飲食や座り込みは禁止

スペイン階段は、映画『ローマの休日』の舞台としても有名です。

映画ではオードリー・ヘプバーン演じるアン王女が階段でジェラートを食べますが、現在のスペイン階段では飲食が禁止されています。

さらに、階段に座ったり寝そべったりする行為も禁止されています。係員や警察官から注意されることがあり、悪質な場合には罰金の対象になる可能性があります。

映画の場面を再現しようとして、階段でジェラートを食べないようにしましょう。

階段上からローマの街を眺める

135段の階段を上ると、スペイン広場やコンドッティ通りを見渡せます。

コンドッティ通りは、世界的な高級ブランドの店舗が集まるショッピングストリートです。

さらに高い場所へ進むと、ローマ市内のパノラマを楽しめます。体力に余裕があれば、階段の上まで登るのがおすすめです。

なお、スペイン広場周辺では花や物品の押し売りに注意が必要です。

スペイン広場から地下鉄でコロッセオ方面へ移動

スペイン広場を見学した後は、地下鉄を利用してコロッセオ方面へ移動します。

移動時間は、乗り換えを含めて約20分が目安です。

スペイン広場駅やテルミニ駅の周辺、混雑した地下鉄車内では、スリに注意しましょう。

スマートフォンを手に持ったままにしたり、リュックサックの外ポケットに財布を入れたりするのは避けた方が安心です。

8.フォロ・ロマーノ

地下鉄でコロッセオ周辺へ移動したら、まずフォロ・ロマーノを見学します。

フォロとは、古代ローマの公共広場を意味します。

フォロ・ロマーノは、古代ローマ帝国における政治、経済、宗教の中心地でした。

現在は建物の多くが失われていますが、神殿、元老院、凱旋門などの遺構が残されています。

フォロ・ロマーノの内部をじっくり歩くと、2時間から3時間ほど必要です。

1日観光の場合は、全体を見学する時間を確保できない可能性があります。その場合は、周辺の高い場所や道路沿いから遺跡全体を眺めるだけでも、古代ローマの規模を感じられるでしょう。

9.コロッセオ

フォロ・ロマーノの近くには、ローマを象徴する巨大円形闘技場、コロッセオがあります。

コロッセオは、西暦70年代にウェスパシアヌス帝の時代に建設が始まり、西暦80年に息子のティトゥス帝によって完成したとされています。

内部では剣闘士同士の戦いや、猛獣を使った見世物などが行われました。

現在では想像しにくいことですが、こうした命を懸けた戦いが、当時のローマ市民にとって大きな娯楽だったのです。

内部見学には予約が必要

コロッセオの内部に入る場合は、事前予約を強くおすすめします。

通常の見学エリアだけでなく、剣闘士や猛獣が待機していた地下施設などを巡る特別ツアーもあります。

ただし、内部をじっくり見学すると、フォロ・ロマーノと合わせて数時間必要です。

今回のような1日コースでは、バチカン美術館とコロッセオの両方を詳しく見るのは難しいため、どちらを優先するか考えておきましょう。

コロッセオが一部失われている理由

コロッセオは、すべてが完全な状態で残っているわけではありません。

地震などの被害を受けたほか、中世以降には建築資材の採取場所として利用されました。

コロッセオに使われていたトラバーチンなどの石材は、ローマ市内の教会や宮殿の建設に再利用されたといわれています。

外壁に残る多数の穴は、石材を固定していた金属部品などが後世に抜き取られた跡です。

10.真実の口

コロッセオから徒歩約15分で、最後の目的地である真実の口に到着します。

真実の口は、大きな円形の石に人の顔が彫られたローマの人気観光スポットです。

もともとは、古代ローマ時代の排水設備やマンホールのふただった可能性があると考えられています。

映画『ローマの休日』では、グレゴリー・ペック演じる新聞記者が真実の口に手を入れ、手をかまれたように見せる場面が登場します。

「うそをついた人が口の中に手を入れると、手をかまれる」という伝説によって、世界的に有名になりました。

行列と終了時間に注意

真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入口部分に設置されています。

写真を撮る観光客が1人ずつ手を入れるため、列の進み方はそれほど速くありません。

また、24時間自由に見学できるわけではなく、公開時間が決められています。

動画では朝9時30分から夕方までと紹介されていましたが、公開時間は季節や施設の都合によって変更される可能性があります。

旅程の最後に訪れる場合は、閉館時間に間に合うよう、余裕を持って移動しましょう。

ローマを1日で観光するときの3つの注意点

ローマの人気スポットを1日で巡るには、事前準備が欠かせません。

動画では、特に次の3点が注意事項として紹介されています。

1.スリから貴重品を守る

ローマでは、観光地、駅、地下鉄、混雑した道路などでスリに注意する必要があります。

特に注意したいのは、次のような場所です。

  • バチカン美術館や大聖堂の入場列
  • トレビの泉などの混雑した観光地
  • スペイン広場周辺
  • テルミニ駅
  • 地下鉄の車内
  • レストランや屋外の飲食スペース

パスポート、クレジットカード、現金などは、首から下げるタイプや衣服の内側に装着するタイプの貴重品入れに保管すると安心です。

すぐに使わない貴重品は、ズボンの後ろポケットやリュックサックの外側に入れないようにしましょう。

2.人気施設は必ず事前予約する

バチカン美術館やコロッセオは、予約をせずに訪れると、長時間並んだり入場できなかったりする可能性があります。

1日観光では、行列に並ぶ時間が大きな損失になります。

入場したい施設については、早めに公式サイトから予約しておきましょう。

人気レストランも予約で満席になることがあります。食べたい店が決まっている場合は、観光施設と合わせて予約しておくと効率的です。

3.履き慣れたスニーカーを用意する

今回のコースでは、長時間にわたってローマ市内を歩きます。

ローマの道路には石畳が多く、場所によっては段差や穴もあります。ヒールの高い靴では歩きにくく、転倒や足の痛みにつながる可能性があります。

新品の靴も靴擦れを起こしやすいため、普段から履き慣れているスニーカーがおすすめです。

夏に訪れる場合は、水分補給と日差し対策も忘れないようにしましょう。

1日ですべて回るためのポイント

今回紹介した10カ所を1日で回るには、すべての施設に入場するのではなく、優先順位を決める必要があります。

特に時間がかかるのは、バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂、フォロ・ロマーノ、コロッセオです。

例えば、バチカン美術館をじっくり見るのであれば、コロッセオは外観見学にとどめる方法があります。

反対に、古代ローマの歴史に興味がある人は、バチカン美術館の滞在時間を短くし、フォロ・ロマーノやコロッセオに時間を使ってもよいでしょう。

観光スポットごとの待ち時間や交通状況によって、予定どおりに進まない可能性もあります。絶対に見たい場所を3カ所から5カ所程度決め、残りは時間に余裕があれば訪れるという考え方がおすすめです。

まとめ

ローマを1日で観光するモデルコースは、朝のバチカン美術館から始まり、サン・ピエトロ大聖堂、サンタンジェロ城、ナヴォーナ広場、パンテオン、トレビの泉、スペイン広場へと進みます。

その後は地下鉄でコロッセオ方面へ移動し、フォロ・ロマーノ、コロッセオを見学して、最後に真実の口を訪れます。

1日で10カ所を回るのは、かなりの駆け足です。

しかし、入場する施設を絞り、事前予約と移動ルートの確認を徹底すれば、ローマを代表する景色を1日で効率良く楽しめます。

ローマは、古代遺跡、キリスト教建築、バロック芸術、映画の舞台が街の中に共存する場所です。

時間が限られているからこそ、見たい場所の優先順位を明確にし、自分に合ったローマ観光プランを組み立てましょう。

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