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ベトナム旅行前に絶対知っておきたい10の注意点

本記事は「ベトナム旅行前に知っておきたい10のこと🇻🇳物価・ATM・食品衛生など」を基に記事を書いています。

ベトナムは物価が安く、料理も美味しく、治安が良いと言われる人気の海外旅行先です。
実際に訪れた人の多くが「思ったより安全で人も優しい」と口を揃えます。

しかし、治安面以外に「知っておかないと困るポイント」がいくつかあります。

今回は、実際にハノイを一人旅した旅行者の体験をもとに、ベトナム旅行前に注意すべき10のことを交通・食事・お金・その他の4つのカテゴリーに分けて詳しく紹介します。


これを知っておけば、初めてのベトナム旅行もぐっと安心・快適になるはずです!


目次

1. ベトナムの交通は“カオス”。道路を渡るのも一苦労

まず最初に驚くのが交通量の多さと混沌さ


ハノイやホーチミンでは、車とバイクが絶え間なく走り続け、信号や横断歩道が少ないため、歩行者にとっては非常にスリリングです。

特にハノイでは、歩道にもバイクが乗り上げてくることもあり、油断できません。
道路を渡る際は、手を上げながら一定のペースで歩き、途中で立ち止まらないことがコツ。バイクは歩行者を避けてくれますが、車は止まりにくいので注意が必要です。

不安な方は、バイクタクシー(グラブ)や通常のタクシー移動を活用すると安全です。


2. 便利な配車アプリ「Grab(グラブ)」にも落とし穴がある

Grabはベトナム旅行の必須アプリ。
バイクタクシーもタクシーもアプリから簡単に呼べて、料金も事前に表示されるため安心です。

しかし注意したいのが、週末の旧市街(ホアンキエム湖周辺)
このエリアは歩行者天国となり、車が進入できません。


そのため、アプリ上では配車できても、実際にはドライバーから「その場所に入れません」と連絡が来ることがあります。

おすすめは、少し早めの時間に配車すること。特に夜はタクシーがつかまりにくく、女性の一人旅では不安になる場面も。


「早めの帰宅」を心がけるだけでも安心感が大きく変わります。


3. ベトナムの週末・祝日は観光地が大混雑!

週末や祝日は、ベトナム国内の観光客も一斉に移動します。


特にお正月にあたる「テト(Tết)」の時期(1月中旬〜2月中旬)は、国内大移動が発生し、飛行機・電車・ホテルすべてが満席になることも。

旅行時期が重なる場合は、早めの予約が鉄則です。
また、観光スポットを巡るなら朝一番に行くと、人混みを避けてゆっくり観光できます。


4. 食品衛生は要注意。レビューが良くても油断禁物

筆者がベトナムで唯一体調を崩したのが「食あたり」。
口コミが良い個人経営の店で食事をしたにもかかわらず、翌日に軽い腹痛に。

見た目が清潔でも、食材の保管状態や調理時間によってはリスクがあります。

屋台や食堂を選ぶときは、

  • 調理場が清潔か
  • 手袋をしているか
  • 回転が早い(常にお客がいる)か


をチェックするのがおすすめです。特に生野菜や冷めた料理は注意しましょう。


5. 水道水はNG。歯磨きにもミネラルウォーターを

ベトナムでは水道水は飲めません
ホテルにウォーターサーバーがある場合はそちらを使い、ない場合はペットボトルの水を購入しましょう。

500mlより1Lボトルの方がコスパ◎
価格は1本約12,000ドン(約60円)ほどです。
歯磨きにもミネラルウォーターを使うと、さらに安心です。


6. 偏りがちな栄養バランスに注意。フルーツでビタミン補給を

フォーやバインミーなど、ベトナム料理は美味しいですが野菜が少なく、炭水化物と肉中心になりがち。
長期滞在の場合、フルーツや野菜を意識的に摂ることが大切です。

おすすめは、

  • ベジタリアンレストランで野菜料理を食べる
  • 屋台でフルーツを買う
  • 安全な店でフルーツジュースを注文する

フルーツは1皿100円前後で楽しめることもあり、日本よりずっとお得です。


7. 物価は上昇中。ハノイも“安くなくなりつつある”

2017年に5万ドン(約300円)だったフォーが、今では7万ドン(約420円)に。
観光地の入場料も2023年末に2倍以上に値上がりした場所があります。

今後も物価上昇が続く見込みのため、ベトナム旅行を検討している方は「行くなら早めが得」です。


8. ATMは銀行によって使えないことも。手数料にも注意!

クレジットカードが使えない店が多いため、現金は必須
しかし、海外カードが使えないATMも存在します。

筆者が利用した中での対応状況は次の通り:

銀行名使用可否手数料(1回あたり)日本円換算
アグリバンク(Agribank)22,000ドン約130円
SEAバンク40,000ドン約300円
BIDV66,000ドン約400円
Vietcombank(緑)×
Vietinbank(青)×

1回の引き出し限度額は500万ドン(約3万円)ほど。
頻繁に下ろすと手数料だけで2,000円近くかかることもあるため、まとめて引き出す工夫が必要です。


9. 季節と気温に注意。ハノイは意外と冷える!

ハノイは北部に位置し、11月〜2月は朝晩が肌寒く、ダウンを着ている地元の人も
一方で、6〜8月は猛暑と高湿度で観光には不向きです。

旅行のベストシーズンは秋(11月前後)


動画投稿者が訪れた際も、1ヶ月の滞在中に雨は1日しか降らず、観光には最適だったそうです。


10. デング熱に注意!虫よけ対策は必須

デング熱は蚊を媒介とする感染症で、発熱や吐き気を引き起こすことがあります。
ハノイでも感染事例が報告されており、ワクチンは存在しません

予防策としては、

  • 虫よけスプレーを常に使用する
  • 長袖・長ズボンを着用する
  • 夜の屋外行動を控える

を意識しましょう。

過度に怖がる必要はありませんが、「知って対策する」ことが大切です。


まとめ:知っておけば“トラブルゼロ”で楽しめるベトナム旅に!

ベトナムは、正しい知識とちょっとした準備で快適に楽しめる国です。
交通の混雑、食品衛生、水や蚊の対策、そして物価上昇など、事前に理解しておけばトラブルはほぼ避けられます。

観光・グルメ・買い物、どれを取っても魅力満載の国。
次の旅行先にベトナムを選ぶなら、今回紹介した10のポイントを頭に入れておくことで、安全で思い出に残る旅になるでしょう。

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