世界中に存在する国民性ジョークについてまとめました。
ハエが入ったビール
ある店で、注文したビールの中にハエが入っていました。
- フランス人は怒って店を出ました。
- イギリス人はウェイターを呼んで、ビールを取り替えさせました。
- ドイツ人はハエを取り除いて、そのまま飲みました。
- ロシア人はハエを取り除くこともなく、そのまま飲みました。
解説
同じトラブルに対する反応で国民性を表したジョークです。
フランス人は感情的でプライドが高い、イギリス人は冷静で紳士的、ドイツ人は合理的、ロシア人は酒であれば細かいことを気にしない、という固定観念が使われています。
中国人がハエを珍味だと喜んで飲む別バージョンもあります。
最高の生活と最低の生活
「最高の生活とは、どのようなものだい?」
「アメリカで給料をもらい、イギリスの邸宅に住み、中国人の料理人を雇い、日本人を妻にすることさ」
「では、最低の生活とは?」
「中国で給料をもらい、日本の住宅に住み、イギリス人の料理人を雇い、アメリカ人を妻にすることさ」
解説
各国の長所と短所を組み合わせたジョークです。
アメリカは給料が高い、イギリスは邸宅が立派、中国人は料理が上手、日本人女性は従順という古いイメージが使われています。
反対に、中国は賃金が低い、日本の住宅は狭い、イギリス料理はまずい、アメリカ人女性は自己主張が強い、という固定観念を「最低の生活」に配置しています。
国にないもの
各国の人に「あなたの国にないものは何ですか」と尋ねました。
- 日本人は「余裕」と答えました。
- 韓国人は「自制心」と答えました。
- イギリス人は「完全な私有地」と答えました。
- アメリカ人は「命の保障」と答えました。
- 東欧の人は「脱出経路」と答えました。
- ソ連人は「人権」と答えました。
解説
各国が抱えているとされる社会問題を、短い言葉で皮肉ったブラックジョークです。
日本人は働きすぎ、韓国人は感情的、イギリスは王室や地主階級の土地が多い、アメリカは銃社会、東欧は国外脱出が難しい、ソ連には人権がない、というイメージが使われています。
食肉不足についてのインタビュー
イギリス人記者が世界各国の人に質問しました。
「失礼ですが、食肉の不足について、あなたのご意見をお聞かせ願えますか?」
- イスラエル人は「失礼とは何ですか?」
- ポーランド人は「食肉とは何ですか?」
- アメリカ人は「不足とは何ですか?」
- 中国人は「意見とは何ですか?」と答えました。
解説
質問文に含まれる言葉を、各国の社会事情に合わせて「知らないもの」として扱うジョークです。
イスラエル人は遠慮を知らない、ポーランドは貧しく肉がない、アメリカは豊かで不足を知らない、中国では自由に意見を言えない、という風刺になっています。
グランドキャニオンができた理由
「グランドキャニオンは、どうしてできたんだ?」
「アイルランド人がゴルフボールを探したんだろう」
解説
アイルランド人はゴルフ好きで、同時に少し間が抜けているというステレオタイプを使っています。
小さなゴルフボールを探すために、巨大な峡谷ができるほど地面を掘った、という極端な誇張がオチです。
イタリア戦車の変速機
イタリアの戦車には、ロー、セカンド、トップという3段階のバックギアがあります。
これによって、後退する速度を調節できます。
解説
イタリア軍は戦争に弱く、すぐ逃げるという古典的な軍事ジョークです。
普通の戦車には前進用のギアが複数ありますが、イタリア戦車は逃げるための後退ギアばかり備えている、という内容です。
世界一速い選手を作る方法
各国に「世界一速い陸上選手を用意してください」と頼みました。
- ある国は、最新のトレーニング技術を使いました。
- ある国は、自国以外のすべての国を滅ぼそうとしました。
- 韓国は、一番速い選手を韓国人として認定しようとしました。
- アメリカは、最高の施設と技術を用意しました。
アメリカはそれでも勝てなければ、その選手にグリーンカードを発行します。
それでも駄目なら競技のルールを変えます。
最後には、相手選手の国が大量破壊兵器を保有していると主張します。
解説
韓国については、優れた人物や文化を自国起源だと主張するという皮肉です。
アメリカについては、外国の才能を移民として取り込み、それでも勝てなければルールや国際政治を利用するという、強引さと覇権主義を風刺しています。
東アジア人をにらんだとき
向こうから歩いてくる東洋人をにらみつけました。
- 目をそらして距離を取るのが日本人。
- ニヤニヤ笑いながら近寄ってくるのが中国人。
- 殴りかかってくるのが韓国人です。
解説
日本人は対立を避ける、中国人は相手の意図を探りながら近づく、韓国人は感情的で攻撃的というステレオタイプです。
実際の個人差を無視して、東アジア3カ国の性格を極端に対比させています。
どの国の悪口を言うか
- 自分の国の悪口を言うのが日本人。
- 日本人の悪口を言うのが韓国人。
- 日本人と韓国人の両方の悪口を言うのが中国人。
解説
日本人は自国を卑下しやすい、韓国人は日本への対抗意識が強い、中国人は日韓の双方を低く見る、という東アジアの国際関係をネタにしています。
短いですが、日中韓の相互不信を凝縮したジョークです。
ポーランド人ジョークを話す男
白人の男が、ポーランド系移民の多いバーに入りました。
男はバーテンダーに言いました。
「ポーランド人について、とっておきのジョークを仕入れたんだ。聞きたいか?」
バーテンダーは答えました。
「よく聞け。俺はポーランド人だ。お前の隣にいる大男も、向こうのテーブルの連中も、入り口でお前をにらんでいる男も、全員ポーランド人だ」
男は周囲を見回して言いました。
「分かった。全員が理解できるように、ゆっくり話してやるよ」
解説
危険な状況でもジョークをやめないのがオチです。
「ポーランド人は頭が悪いため、ゆっくり話さなければ理解できない」という、欧米圏の古典的なポーランド人ステレオタイプが使われています。
臨終のユダヤ人商人
ユダヤ人商人が臨終を迎えていました。
「愛する妻はいるか?」
「ここにいるわ」
「息子はいるか?」
「ここにいるよ、父さん」
「娘は?」
「ここにいるわ、お父さん」
商人は突然起き上がり、叫びました。
「全員ここにいるなら、一体誰が店番をしているんだ!」
解説
ユダヤ人は商売熱心で、家族よりも店や利益を気にするというステレオタイプです。
死の直前であっても商売を忘れない、という誇張によって笑いを作っています。
神様が十戒を売る話
神様が世界中を歩き回り、十戒を勧めていました。
- フランス人には「姦淫するな」と説明しましたが、断られました。
- ドイツ人には「殺すな」と説明しましたが、断られました。
- 日本人には「神は1人である」と説明しましたが、「余計なお世話だ」と断られました。
最後にユダヤ人に会いました。
神様が「ただでやる」と言うと、ユダヤ人は答えました。
「それなら2枚くれ」
解説
フランス人は好色、ドイツ人は軍事的、日本人は多神教、ユダヤ人は無料のものを逃さないという固定観念を1つの話にまとめています。
特に最後は、「必要かどうかより、無料であれば複数もらう」という商売人・倹約家のイメージがオチです。
ヨーロッパの騎士、日本の武士、中国の兵士
ヨーロッパの騎士は言いました。
「名誉のためなら、自分の命など惜しくない」
日本の武士は言いました。
「主君のためなら、自分の命など惜しくない」
中国の兵士は言いました。
「自分の命のためなら、他人の命など惜しくない」
解説
ヨーロッパの騎士道、日本の武士道、中国人の自己保存を対比したジョークです。
最初の2人は自分を犠牲にしますが、最後の中国兵だけは他人を犠牲にする、という反転がオチになっています。
イギリス料理と植民地
フランス人とドイツ人が、自国の料理や酒について言い争っていました。
そこへイギリス人が言いました。
「我々の食文化も偉大だ」
他の2人が笑うと、イギリス人は続けました。
「まずい食事を何とかするため、料理を求めて植民地を作った。すると、いつの間にか7つの海を支配していたのだ」
解説
イギリス料理はまずいという有名なジョークと、大英帝国の植民地支配を結び付けています。
自国の料理がまずかったから、インドなど世界各地の香辛料や料理を求めて進出した結果、大帝国になったという皮肉です。
墜落しそうな飛行機
ヨーロッパ各国の首脳を乗せた飛行機が、エンジントラブルを起こしました。
ドイツ首相は「ドイツの栄光のために」と叫び、パラシュートで飛び降りました。
フランス首相も「フランスの名誉のために」と叫び、飛び降りました。
それでも高度は下がり続けます。
イギリス首相は立ち上がり、「イギリスの未来のために」と叫んで、アイルランド首相を突き落としました。
解説
イギリスとアイルランドの長年の対立を題材にしています。
他国の首相は自分を犠牲にしますが、イギリス首相はアイルランド人を犠牲にするという、冷酷さと両国関係の悪さがオチです。
墓にウイスキーをかけてほしい
病気で死を迎えるアイルランド人が、友人に頼みました。
「俺が死んだら、墓にこのウイスキーをグラス1杯かけてくれないか?」
イギリス人は答えました。
「ああ、毎年命日には必ずかけてやる」
スコットランド人も答えました。
「俺もかけてやる。ただし、俺の腎臓を一度通してからでもいいか?」
解説
スコットランド人は極端にケチだという定番ジョークです。
墓に酒をかけるのはもったいないので、先に自分が飲み、尿にしてからかけるという下品なオチになっています。
政治家が作った橋、ビル、ダム
日本人、アメリカ人、ブラジル人の政治家が話をしていました。
日本人が橋を指して言いました。
「あの橋の建設費の10%を懐に入れました」
アメリカ人がビルを指して言いました。
「私は建設費の30%を懐に入れました」
ブラジルの政治家が言いました。
「あそこにダムが見えるでしょう?」
他の2人は答えました。
「いいえ、何も見えません」
「建設費の100%を懐に入れました」
解説
公共工事を利用した政治家の汚職を、段階的に大きくしていくジョークです。
最後の政治家は工事すら行わず、予算をすべて着服したため、ダムそのものが存在しません。
電球を替えるポーランド人
電球を1個交換するために、ポーランド人は5人必要です。
1人がテーブルの上に立ち、電球を天井のソケットに合わせます。
残りの4人がテーブルを持ち上げ、ぐるぐる回します。
解説
ポーランド人は頭が悪いという古典的なジョークです。
電球を回すのではなく、人間とテーブルの方を回転させるという、非合理的な発想を笑いにしています。
電球を替える日本人と韓国人
イギリス人が電球を替える場合、必要なのは1人です。
ただし、そのイギリス人は椅子に座って紅茶を飲み、外国人の召使いが交換します。
韓国人の場合、必要なのは14億5000万人です。
韓国人全員が中国、北朝鮮、日本を巻き込み、日本に対して切れた電球についての謝罪と賠償を要求します。
解説
イギリスについては階級社会と植民地支配、韓国については日本への謝罪・賠償要求が題材です。
韓国人だけで電球を替えるのではなく、周辺国を巻き込んで政治問題にするという誇張がオチです。
日本人を怒らせる方法
各国が、日本人を本気で怒らせようと相談しました。
- 潜水艦で領海に入っても怒らない。
- 竹島を占拠しても怒らない。
- 北方領土を返さなくても怒らない。
- 核ミサイルを撃ち込む案まで出ました。
ところが、牛肉に危険な部位を混ぜたり、野菜に有害な農薬を使ったり、食品に異物を入れたりすると、日本人は激怒しました。
そこで結論が出ます。
「日本人は食べ物のこと以外では怒らないんじゃないか」
解説
日本人は外交や領土問題では強く抗議しない一方、食品の安全問題には非常に敏感だという政治風刺です。
穏やかで我慢強い日本人でも、食の安全だけは譲らないという対比が笑いになっています。
沈没船から乗客を飛び込ませる方法
多国籍の乗客を乗せた豪華客船が沈みそうになりました。
乗客を海へ飛び込ませるため、船員は国籍ごとに違う言葉をかけます。
- ロシア人には「海にウォッカが流れていきました」
- イタリア人には「海で美女が泳いでいます」
- フランス人には「絶対に海へ飛び込まないでください」
- イギリス人には「紳士はこういうとき海へ飛び込むものです」
- ドイツ人には「規則ですので飛び込んでください」
- アメリカ人には「今飛び込めばヒーローになれます」
- 日本人には「皆さん飛び込んでいますよ」
- 韓国人には「日本人はもう飛び込みましたよ」
解説
最も有名な国民性ジョークの1つです。
ロシア人は酒、イタリア人は女性、フランス人は反骨心、イギリス人は紳士精神、ドイツ人は規則、アメリカ人は英雄願望で動きます。
日本人は周囲に合わせる集団主義、韓国人は日本への対抗心によって行動するというオチです。
青いキリンを用意する方法
大富豪が言いました。
「青いキリンを見せてくれたら、莫大な賞金を出そう」
- イギリス人は、本当に存在するのか議論しました。
- ドイツ人は、図書館で文献を調べました。
- アメリカ人は、軍隊を世界中へ派遣して探しました。
- 日本人は、昼夜を問わず品種改良を研究し、青いキリンを作りました。
- 中国人は、青いペンキを買いに行きました。
解説
イギリス人は議論好き、ドイツ人は学術的、日本人は技術と努力、中国人は手早い模倣や偽装、アメリカ人は大規模な物量作戦という設定です。
同じ目的に対して、各国が全く異なる解決方法を選ぶ型のジョークです。
世界が明日滅亡するなら
「もし明日、世界が滅亡するとしたら何をするか」と各国の人に尋ねました。
- 日本人は、会社へ行って明日までの仕事を終わらせます。
- イタリア人は、最後に一緒に過ごす女性を探します。
- ドイツ人は、新技術を開発して滅亡を防ごうとします。
- イギリス人は、最後の午後のティータイムに誰を呼ぶか考えます。
- アメリカ人は、軍事力で何とかしようとします。
- フランス人は、世界の終わりを芸術作品にします。
- ロシア人は、明日は二日酔いにならないと喜んでウォッカを飲みます。
解説
各国を象徴する行動を「世界最後の日」にまで続けさせるジョークです。
日本人の仕事中心、ドイツ人の技術信仰、イギリス人の紅茶、アメリカ人の軍事力、フランス人の芸術、ロシア人の酒好きが誇張されています。
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